練習0のわたしがヴァイオリニストになったわけ①

〜ヴァイオリンをはじめたきっかけ〜

 

私がヴァイオリンを始めたのは4歳。個別レッスンをスタートしたのは5歳。ピアノは4歳から。

 

 

わたしは幼稚園のカリキュラムでバイオリンの集団レッスンがきっかけで始めました。

その後、母に

「バイオリンの個別レッスンやりたい?」

と聞かれて、

「やる!!」

と子供だからよくわからずにそう答えたのです笑

 

 

始めてみたらつまらない!もおもしろい!もなかったです。

園にいる間に時間になると連れてかれてなんかやってた笑

くらいの記憶。。

ただ、他の子は持っていない自分の楽器を持っていることは密かな私の自慢でした^^;

 

 

今から思うと、いじめられっこで、ぼーーーっとしてるめちゃくちゃおとなしい子供だったわたしにとって

自己肯定感を0から30くらいに上げてくれたのは習い事のおかげでしたね^^;

音楽教育はまさにそこも良いとされています。

人にできないことができる、自己表現のツールは心の成長の手助けになることは

ほんとーーうに実感できるところです笑

 

 

ちなみに私の母は「ヴァイオリニストにさせるつもりはない」

という考え方で、

「ストレス発散に楽器ができるのはいいだろう!うちはお金もないし音大なんてムリ!」

そのことは先生に伝えており、それを聞いていたわたしもそのつもりで高校生まで過ごしてました。

 

 

そんな感じで始めた私の自己肯定感をさらにあげてくれたのは友達のおかげでした。

同い年の教育ママの娘のいじめっ子ちゃんAちゃんはわたしより早くヴァイオリンを始めたのですが、

なぜかわたしの方が曲の進み方が早かったのです。

それを知るタイミングは発表会で気づきました。

 

これは自慢では全くなく、わたしが講師になって思うのは

「素直な子の方が伸びやすい」

なので、わたしの方が才能があったかどうかではなく、発表会など少し難しい曲に挑戦する時に

素直な子は逆らったり集中しなかったりがないので、先生も先に進ませやすかったのではないかなと笑

 

とはいえ、子供はそこまで考えが及びませんので笑

「わたしの方がちょっとAちゃんよりも上手だったりするのかな?」

などと勝手にちょこっと嬉しかったりして笑

それがやめないきっかけにはなっていた気がします。

 

でも後に、1個年下の練習をきちんとする素直な女の子に小学校4年生くらいの時にしっかり追い抜かされた私です笑

 

 

つづく。。。。

 

NEXT→〜初めての挫折と充実感、練習の大切さに気づき始めた2つのきっかけ〜

 

※わたしが思う素直な子の定義はBLOG「伸びる子ってどんな子?素直な子?頑固な子?」にて

https://www.saeri.jp/2021/07/28/%E4%BC%B8%E3%81%B3%E3%82%8B%E5%AD%90%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E5%AD%90-%E7%B4%A0%E7%9B%B4%E3%81%AA%E5%AD%90-%E9%A0%91%E5%9B%BA%E3%81%AA%E5%AD%90/